自然災害について〜阿蘇山噴火より〜
こんにちは!
今日はタイトル通りです。
阿蘇山が噴火してしまいましたね。
噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)との事ですが、
火山ガスや火山灰による影響がありそうですね。
私の住んでいる地域は火山噴火の経験はなく、どんな影響があるのか分からないです。
私が経験してる災害で大きなものが地震です。
私が小学校高学年くらいの頃です。
家族で夕御飯を食べに行き、料理が来てさぁこれから食べようかとした時に地震が来ました。
最初は何が起こったか分からなかったですが、店の壁に飾ってあった額は落ち、廊下は物が倒れてぐちゃぐちゃ。
一瞬、時が止まった様でした。
地震が収まったのを確認して、家に帰りました。
家までの道中、余震が度々ありました。
さっきまでいた世界とまるで違う所にいる様な感覚があり、今まで感じた事のない心臓の鼓動と怖さがありました。
そして家にはワンコが2人いました。室内犬です。
1人は耳が聞こえなくゲージの中、もう1人は階段を上がれるのですが、下りられないので階段口に柵をしていました。
ひたすらに無事を祈っていました。
ようやく家に着きました。
祖父が真っ先に家に入って中を確認しました。酷い有様でした。
家中の棚は倒れてガラスだらけ。
物という物が全て床に散乱していました。
ゲージを前にあった棚も倒れていました。
しかし中には誰もいませんでした。
階段を上って二階に上がるとベットの上に2人が震えながら身を寄せていました。
不幸中の幸いで階段口の柵が地震で外れた様でした。
肉球に切り傷は多少有りましたが、それ以外は怪我なく無事でいてくれました。
本当に良かった。
近くの中学校の体育館が避難所として解放されましたが、やはり地震の影響でトイレが使えなかったり、人が入りきらなかったりと不便がありました。
結局私たち家族はその中学校のグラウンドに車を止めて車の中で2週間近く生活しました。
そんな中でも祖父だけは自分の家で寝たいと一人で家で寝ていました。
祖父は何を考えているのだろう。自分の身が大事ではないのかと。
しかし自分で家を持った今、祖父の気持ちも理解できます。
よく自分の城と言いますが、まさしくそうなんです。
1番気持ちが落ち着く場所です。
ただやはり安全第一だと思います。
夜中も余震は続きます。
車の中なので、余計揺れが大きくなり強く感じる様になりました。
それから徐々に余震も減っていき、家の片付けをしながら通常の生活に戻りました。
しばらくは地震が来てないのに揺れていると感じたり、ふとした時に体に力が入る事が続きました。
心にストレスがかかっていたんだと思います。
時間が経つにつれ、中学生になる頃には良くなりました。
この地震の経験で思った事は地震後の対応とか防災グッズを揃えるとか色々大切な事は沢山あります。
その中でも避難訓練の大切さ。コレです。
地震が起こった瞬間に私も弟もテーブルの下に潜り込みました。
本当に反射的に。
これは小学校では大体の人が経験してる地震の避難訓練のおかげです。
私もこの地震を経験するまでは、正直避難訓練を軽く考えていました。
もしかしたら、皆さんの中にも同じ人がいるかもしれません。
真面目取り組みましょう。
訓練が活きてくる時に出来るかどうかで未来が変わってくるかもしれません。
こんな私がここまで偉そうに色々言ってて申し訳ありません。
今回阿蘇山噴火に関しましても影響を受ける方が多くおられるかと思います。
大きく生活等が変わらない事を祈ってます。